教師として授業する◆教壇実習

ついにこの日が!
留学生の前で授業を行う「教壇実習」の本番です。
養成講座の受講生はそれぞれ違うクラスで
45分~60分の授業を受け持ちます。

休み時間には、学生とコミュニケーションをとりながら
授業のイメージを膨らませます。

さあ本番開始!
緊張しますが、学生の前に立てばその時間は「教師」
今ある自分のすべてを伝える覚悟で授業を始めます。




新しい文法の授業の導入の部分で学生が「わかった」という顔をしてくれたことに自信を得て
授業に熱が入ります。

でも、話しながら板書をするのがこんなに難しいとは・・

読解の授業、学生を指名して答えを求めます。
ちゃんと学生の目を見て会話します。

授業の後半では笑顔で語りかけることが出来るようになってきました。

教科書の文章を読み上げる学生の間を回りながら
「教えることも大変だけれど、その授業をさらに良くするための
クラスの雰囲気作りも教師の大切な仕事なんだ」と実感。

教壇実習は6カ月の講座の中で2回用意されています。
今回で得た「気付き」をどのような形で2回目に活かすか。
工夫するべき点をしっかり整理して「より良い授業」を目指します。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは4月期生を募集中です!
 メールで直接お問い合わせください。
 説明会も開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

#日本語教師 #教壇実習 #日本語教師養成講座 #420時間 #日本語教師になる

今日から教壇実習!!

10月期生の教壇実習が今日から始まりました。
5日間、併設の日本語学校の正規クラスに入り、
最終日には、留学生に対して授業を行うというこの実習
KCPの名物授業です!

期待と緊張の入り混じる心を抑えて受講生が登校。
まずは担当の先生と打ち合わせ。

授業中、教師の言葉、行動に集中しメモを取ります。
学生はどんな反応を示したか、これも大切なポイント。

休み時間も大切な情報収集のチャンス。
学生に話しかけ、コミュニケーションをとります。


授業後は、今日の授業を振り返り、
メモをもとに「実習ノート」をまとめます。

今日学んだ情報は今日のうちに整理して
担当の先生にノートを提出。

さあ、明日はどんな発見があるのか。
楽しみです。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは1月・4月期生を募集中です!
 メールで直接お問い合わせください。
 説明会も開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

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留学生とディスカッション

日本語教師を養成するための420時間コースには
色々なカリキュラムが組まれています。
今日の授業は「活動参加」・・
いつもの養成講座の教室を離れて、
併設されている日本語学校のクラスで学生とディスカッションです。
新聞のコラム記事を読み、上級の学生2~3人と意見を交わします。

学生たちは言葉の意味は学習したものの、内容についての予備知識はない状態。
日本語教師の卵として参加するのですから、予習は必須。
コラムの中で、何が学生たちは分からず、どこが内容のポイントなのか。
あらかじめ、ディスカッションの流れを組み立ててからの参加です。

自分が説明することを熱心にメモを取ってくれる学生の姿に感動。
教えたいと準備したことに学生が目を輝かせてくれるのは教師としての醍醐味。

「アマビエ」を説明するのに、スマホを使ったり知恵を絞ります。

発言の少ない学生には話しやすいような話題を振ったり

筆者が伝えたかったことを共に考えたり、

皆さん、学生と話をしていると気分が盛り上がったとのこと。
教師としての素質は十分!!ですね。

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 420時間少人数実践コースでは1月・4月期生を募集中です!
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養成講座が2カ月終わって・・・

今日から12月
例年は気持ちが高まる街の賑わいも
コロナ禍の今は、人込みは避けてと
足早に通り過ぎたり・・
いつもとは違う師走の風景になりそうです。

そんな中、10月に開講した
「420時間少人数実践コース」の受講生は
感染予防を心掛けながら、
通学での学びを続けています。

今日は受講生のおひとりの方の
感想を掲載します。

◆養成講座2カ月が終わって◆

養成講座が始まって、もうすぐ3か月目に入ろうとしています。
この2か月間の間、様々な基礎理論講座とともに、模擬授業実践ラボも始まり、クラスメイトを生徒役にした中級の模擬授業も経験しました。
コロナの影響で留学生が入学できなかったために、我々10月期生は初級クラスからでなく、中級クラスから実習を始めるということで、初級の文法や内容をほとんど履修しない状態で中級クラスの内容を学びました。なので、前提として中級の学生はどの程度の知識を持っているのか、ということがあまりわからず、手探り状態で行った模擬授業でしたが、どの級にも共通する、教案の作り方、授業の進め方が実際によくわかり、だんだんと「日本語教師」というものの姿がイメージできるようになってきました。
中でも教案作りが本当に大変でしたが、その重要性がよくわかり、今まで自分が学校教育で受けてきた授業であれ、色々なプレゼンであれ、決められた時間の中で、どういう内容で、どういう流れでやろう、というように、事前に考えられていたのだ、見えない苦労があったのだ、ということを改めて認識し、なんだか感銘を受けてしまいました。行き当たりばったりじゃだめなのよね・・・(笑)。
12月には、中上級のクラスに実際に1週間入って、教壇実習をする、という大きな関門が待ち構えています。宿題やテストや教案準備などが同時にのしかかってくるのに、なかなかやる気が出ず、投げ出したくなってくるときは、なんで大金払ってまでこんな大変な思いをしているんだろう・・・と後ろ向きになってしまいますが、実際に留学生の方々と接することができたら、「楽しい!頑張ろう!」って思えるようになるのではないか、と淡い期待を抱いて、なんとか乗り越えていこうと思います。

苦労した分、学生の心に寄り添える教師になれると思いますよ。
応援しています。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践講座では1月期生を募集中です!
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今日は修了式

今年4月に養成講座に入学された3名の方の420時間少人数実践コース
修了式が行われました。

参加できたのはお二人でしたが、修了証書が授与され420時間の講座を無事終えたことの証明を
手にされました。

開講当初、コロナの影響で急遽決定したオンラインでの授業。
新しい教育の在り方を模索しながら授業が進むという貴重な経験を積まれましたね。

外出禁止令が解除された後は、感染への不安もあったでしょうが
模擬授業、教壇実習と対面で、日本語教師としての技量を着実に身に着けてこられました。

単元ごとの試験も大変でしたね。

梅雨の長雨の時期も、真夏のうだるような暑さの中も
教案作成で徹夜した次の日も、休まず前向きに受講して下さる
皆さんの姿に、私たちスタッフもどれだ勇気づけられたことか。

皆さんのパワーあふれる授業を学習者が待っています。

講座終了、おめでとうございました。

420時間の締めくくり ~教壇実習~

4月に420時間少人数実践コースをスタートさせた受講生のうち
3人が、最終講座である「教壇実習」を終えました。



KCP日本語教師養成講座では前半と後半、2回の教壇実習を行います。
留学生が学ぶ本物の「クラス」に5日間ずつ入っていただきます。
教壇実習での授業も、もちろんこのクラスで。
模擬授業とは緊張感も準備にかける時間も違います。
日本語学校附設のKCP日本語教師養成講座ならではの自慢のカリキュラムです。

コロナ禍、緊急事態宣言が発令される中で始まった4月生の授業。
苦労が多かった分、得たものも大きかったことと思います。


「コロナで世の中が大変な中、養成講座に通ったおかげで充実した時間を過ごすことができました」
「最近、これほどの達成感を味わったことはないです」
「学生が、授業がうまく進むようにと一生懸命協力してくれたことに感激しました」
それぞれの言葉で420時間を走り切った感想を述べてくださいました。
いよいよ、日本語教師としてのスタート地点に立たれた皆さん。
これからも、スタッフ一同応援してまいります。

#日本語教師
#日本語教師養成講座
#kcp
#日本語を教える

KCPを選んだ理由! ~モニターミーテイングより~

現在、420時間少人数実践コースを受講されている方々の多くは
「モニター受講生」です。
KCP日本語教師養成講座では、講座内容を時代に合ったものに刷新するため
ご意見をいただけるモニター受講生を募集中です。
「420時間少人数実践コース」に特別価格でに通うことができます。
興味のある方はぜひ、養成講座事務局までお問い合わせください。

さて、今回は
先日行われた「モニターミーテイング」の様子をご紹介!
★KCPを選んだ理由★を聞かせてもらいました。

◆留学を目指し準備を進めていたのに、コロナでそれがかなわなくなり、どうしてよいかわからずにいたが、
「日本語教師の資格を取る」という目標ができた。そんな中で一番初めに紹介されたのがKCP。その後
何校か見学したが、基本的に対面授業であること、少人数制で留学生がそばにいる環境が気に入った。
モニター価格も大きなポイント。
もし、ほかの養成校と同じ価格帯なら、授業の内容の違いは入学後にしかわからないので、事前にわかる
通いやすさやオンデマンドでいつでも学べるといった学校を選んでいたかもしれない。
KCPを選んだのは正解だと思っている。モニターでいることで授業参加への主体性も増していると思う。
KCPの授業は実践的でその分、宿題も多いが、頑張ってついていきたい。

◆アメリカにいた時から帰国したら養成校に通い、日本語教師を目指そうと考えていた。インターネットで調べて、この学校と
考えていた養成校もあったが、帰国後、数校に資料請求して、KCPからのみ電話での案内があり、説明会に行ってみようかという気に
なった。見学してみると、日本語学校の附設だし、モニター価格もあり、説明も丁寧でよい印象を持った。
その後、初めに考えていた学校にも見学に行ったが、この学校は、日本語学校と養成講座が別々の校舎でほとんど交流がないことなどが分かり、
KCPの方がよいと思い入学を決めた。
養成講座に通い始めて1か月。久しぶりに「主婦・母」ではない自分がいる。朝、子供たちを送り出して、自分も家を出るということが
久しぶりなので、家庭・家事と勉強の両立の大変さも実感するが、今は学べる楽しさがそれを上回っている。

◆自分は20数年前にKCP日本語学校の学生だった。そのころに教えていらした先生が今も教壇に立たれているのを見て、学校に対して
信頼感を抱いた。誠実な人が集まっている組織だと感じる。仕事をしながらのスタートであったが、当初、予想していたよりも学習内容が
高度で量も多く、両立させるのは簡単ではないが、以前、留学生として通った学校に再度入学し、日本語教師になることは運命だったのか
と感じている。

◆前学期から自分のスケジュールに合わせて通学しているので、今月はまだ2回目の授業だが、実際に人とのかかわりがあり、いろいろと
コミュニケーションが取れてよい。世代の違う仲間から刺激を受けることは学びにとってプラスになると実感。KCPは実際の留学生の様子と接し
ながら養成講座を受けられるところが良い点だと思う。

受講生の皆さんの「やる気」にお答えするために養成講座スタッフも努力いたします。

#日本語教師 
#日本語を教える
#養成講座

特別活動・・「面接練習」を企画、実行する。

日本語教師は授業で文法を教えることだけが仕事ではありません。
日本をより深く知ってもらう、日本での生活を楽しんでもらうために
「行事」や「課外活動」を企画、立案、実行することも日本語教師に
期待される大切な役割です。
その大切さを教師の卵の受講生に実感してもらうが「特別活動」の授業。

しかし、コロナ禍の今「行事」への取り組みは難しい・・・では何を?!

KCPの学生は、その多くが来年の4月に大学・大学院・専門学校への進学を希望
しており、受験は目前。
今回は、受験に必要な「面接練習」を養成講座の受講生が企画、立案し
実際のクラスで行うことにしました。

まず、どんな項目を質問するのか、何を見るのか、何人対何人で面接するのか、目的は何か、どのように人を動かすか・・・
zoomで事前に話し合い、準備を進めました。さらに当日担当の先生にクラスの様子を伺い、考案した流れに修正を加えていただきました。

当日は、それぞれのクラスで各自が企画した方法で「面接練習」

先生2人に学生4人でのスタイルや

先生1人に学生1人のパターン

クラスを半分に分けて、一人ずつ教師が入るという形も

「面接練習」が終わった後の反省会では、「思ったように学生が動いてくれなかった。口頭だけでなく、図も板書したほうがよかった」
「あらかじめ、質問を学生に伝えておいたので、学生もきちんと考えた受け答えをしてくれた。」
「20人の学生に指示を出すためには、声の大きさ、タイミングなどを計算しなければならない。」
「分刻みで面接の流れを書いた紙を学生に渡したのが分かりやすくてよかったようだ」
「チェックリストを用意したのは良かったが、コメント欄への記載が少なく、これはどうすれば書かせることができたのか・・」
などなど、たくさんの反省、意見が出ました。
また、担当した教師からも、それぞれにコメントがありました。

KCP日本語教師養成講座は日本語学校附設ですので、留学生の日々の学びの中で「教師としての自分」を考え、体験する機会が満載です。

#日本語教師
#日本語を教える

10月期生 スタート!

日本語教師養成講座では、10月1日より
32期生の420時間少人数実践コースがスタートしました!

前回の4月、31期生はzoomを使ってのオンライン授業でのスタートでしたが、
10月入学の32期生は
現在、通学、対面での授業を行っています。

教師も受講生もマスクを着けて・・
隣の人とは距離をあけて・・と制約はありますが
皆さん、コロナ禍の状況で「学べる喜び」を感じていらっしゃるのではないでしょうか。

今日は「日本語の文法」の授業最終回。来週には確認のテストがあるので
ちょっぴり、緊張しますが、しっかり勉強し単位を取らなければなければと気合が入ります。

これから、理論の勉強、模擬授業、教壇実習と
色々な経験を積んで、実力を付けていく受講生。
年が明けて、春の訪れを感じるころには
日本語教師としての第一歩を歩みだそうとしている皆さんを
事務局も精一杯、バックアップさせていただきます。

#日本語教師
#日本語を教える

420時間少人数実践コースが「一般教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座」になりました!

蝉の声が聞こえなくなったと思ったら
急に、秋の気配が深まってきました。
季節の変わり目ですね。皆さま、お元気ですか。

この度、KCP日本語教師養成講座の<420時間少人数実践コース>が「一般教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座」の認定を受けました。
この制度は、雇用保険の被保険者の方、または被保険者であった方を対象に、指定の基準をクリアされ、6カ月以内に該当講座を修了すれば
支払った費用の20%(上限10万円)を限度に公共職業安定所より支給される制度です。

KCPは皆様の学びをバックアップする体制を、また一つ整えました!!

「私は対象なのかしら?」
ご関心のある方は、是非一度、ご来校いただき「420時間少人数実践コース」講座説明会にご参加ください。

#給付金
#日本語教師