2カ月が過ぎ、紫陽花の季節に


6月になりました。東京の梅雨入りはまだですが、
KCPの近くの公園では紫陽花が季節の移ろいを教えてくれています。

4月に開講した420時間少人数実践コースでは、受講生が模擬授業の演習に取り組んでいます。
授業のスタートから2カ月が過ぎ、学ぶこと、教えることの楽しさ、大変さを同時に感じているのではないでしょうか。

今日は受講生に2か月間の感想をまとめてもらいました。
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日本語教師養成講座 5月を振り返って

 養成講座もあっという間に2ヶ月が終わりました。5月は、指導法演習(模擬授業)が週2・3回あり、その度に教案を書かなくてはならなかったので、正直な気持ちとしてはとても大変でした。指導法演習の授業のために、何時間もかけて教案を作成するのですが、まだまだ未熟なゆえ、指導すべきポイントを見失いがちな教案になってしまい、自分の至らなさに落胆するばかりでした。しかし指導教諭からとても的確なアドバイスや、どういう観点で授業作りをしていけば良いのかという方向性を示していただけたので、すごく濃密で有意義な時間を過ごすことができました。学習者の立場で教案(指導内容)を考えること、文法(文型)の理解をしっかりしておくこと、またその具体的な使用場面でのコミュニケーションを考えるなど様々な観点を指導していただきました。そして、それを踏まえて新出文法を導入できるかできないかで、学習者の活動が意味あるのもになるのかということにも繋がるというアドバイスをいただきました。もっと日本語文法について知識を深めていかなければならないと痛感させられました。6月には教壇実習もあるので、指導法演習で学んだことを少しでも現場で生かしていきたいです。
 社会言語学や第二言語取得理論についても並行して講座がありました。社会言語学については、個人的な興味からもっと深く研究してみたいなと思っています。特に印象的だったのは、「高コンテクスト文化」と「低コンテクスト文化」です。日本語教育の世界では常識かもしれませんが、「高コンテクスト」とは、実際に言葉として表現された内容よりも、言外の意味を察して理解するコミュニケーションの取り方で、言わば「空気を読む」言語文化のことです。まさに日本語です。「低コンテクスト」の代表はドイツ語です。日本語は意味を教えるだけでは足りなくて、相手に敬意を払っていますよとか、丁寧体で心理的距離を表していますよとか、言葉に含みがある場合も多く、他の言語よりも言葉の機能や場面も一緒に教える必要があるのだと気付かされました。
 第二言語習得理論では、様々な理論を教えていただきましたが、特に誤用分析について考えさせられました。学習者の誤用はなぜ起こるのかという分析を学ぶことによって指導のあり方を見直すきっかけにもなりそうだなと思っています。また大学生の頃に英語教育の授業でクラッシェンのモニターモデルについて学んでいたことを思い出して、懐かしい気持ちにもなりました。当時の指導教諭も「情意フィルターをいかに下げるか」について語っていました。またロングのインターアクション仮説についても言及していて、コミュニケーションの「やり取り」の大切さについて力説されていたことが思い出され、当時は英語教師を目指し、今は日本語教師を目指している状況を重ね合わせて感慨深い気持ちになりました。
 6月11日から教壇実習がはじまるのがとても楽しみです。指導法演習は大変でしたけど、実際に学生さんと触れ合えることが楽しみですし、授業も大変でしょうけど精一杯できる限り力を尽くしていきたいです。

◆KCP日本語教師養成講座
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 是非この機会に夢への一歩を踏み出してください!!
 開講は6月25日を予定しています。
 メールで直接お問い合わせください。
 説明会も随時開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

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