あっという間、だけど充実した1か月。4月入学生の感想!

ゴールデンウイークも終わり、
4月に「420時間少人数実践コース」に入学された受講生にとっての
最初の1か月が過ぎました。
今日は、その感想をまとめていただきました。
これから日本語教師を目指す皆さんへのメッセージです。

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日本語教師養成講座の1ヶ月を振り返って
          日本語教師養成講座 YY

 4月からKCP 学園にて、日本語教師養成講座の受講を始めて1ヶ月が経ちました。この1ヶ月は本当にあっという間に過ぎってしまったというのが正直な感想です。
 3月まで公立中学校の教員をしていましたが、海外にルーツがある生徒と学校生活を過ごすことが多くありました。その中でそのような生徒は、日本の生活、社会、学校になかなか馴染んでいくことが難しい場面がたくさんあり、その大きな要因として「日本語の壁」があるということでした。本来母国では優秀な成績をとっていた生徒も、日本ではなかなか授業についていけない状態が多く、彼らの心中を考えると何か手立てはなかったのかと思うことも多々ありました。もちろん教育委員会で日本語指導をする人を派遣していますが、実際のところ、学校生活全般を通しての支援はなかなか難しいことも多くありました。そこで日本語を母語としない人たちへの日本語教育の勉強をして、そのような人たちの役に立てればと思い、3月に卒業生を出したタイミングで思い切って教職をやめ、この4月から日本語教師養成講座を受講しはじめました。
 養成講座は、日本語文法からスタートしました。普段何気無く使っている日本語がこんなにいろいろな文法や意味があることに衝撃を受け、日本語についてまるで無知だったことに気付かされました。日本語文法は多岐に渡るので覚えるのが大変ですが、ここでしっかり身につけておけば、教壇に立つときにすごく役に立つと思うので、前向きな気持ちで取り組んでいきたいです。また日本人として日本語をもっと丁寧に使えるようになりたいと、少しですが意識も変わりました。
 指導法演習では実際に教壇に立って教えていく方法を学んでいくので、とても楽しく受講させてもらっています。日本語を直接法で教えていく難しさはありますが、さまざまな指導法に触れ、それを授業中の活動にどのように組み込んでいけば有効的に学習者が目標まで到達できるのかを考えることは、私にとってとてもやりがいのあることで、それが教師の仕事の楽しさに繋がっていくと思います。学習者の授業に対する満足度はその学習者の日本語習得にも如実に現れると思うので、今幅広く勉強することで自分の引き出しを増やしていきたいです。
 また4月28日には端午の節句にちなんだ行事も催されました。日本の伝統文化を伝えることも日本語教師の大切な役割の一つなのだと改めて感じました。感染症対策をしながら行事をすることはとても大変だと思いますが、学生たちに少しでも端午の節句の行事を体験的に触れさせたいという、学生に対する先生方の思いも感じることができました。登竜門をイメージした龍をモチーフに学生が龍の鱗に自分自身の夢を書き、夢が叶うことを願いました。また登竜門は鯉の滝登りとも言われ、鯉錦の風習の元になっているので、鯉のぼりを実際に見せて説明していました。6Fのホールには5月人形や菖蒲が置かれ、端午の節句にまつわる話を学生が興味深く聞き、人形の写真を撮るなど学生がそれぞれに日本文化に触れている様子が見受けられました。また初級のクラスでは桃太郎を取り扱っているので桃太郎の日本人形を置いたり、先生方が桃太郎の仲間の犬、猿、キジをされていたのには学生も大喜びで写メを楽しそうにとっていました。その後クラス対抗のアトラクションで鬼を倒した数を競い合うゲームも学生は楽しそうに参加していて、授業以外で見せる様々な表情を見られたのはとても良かったです。様々な学生の様子が見られる行事に今後も参加できればと思います。


◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは7月期生を募集中です!
 講座を特別価格で受講できるお得な「KCPサポーターキャンペーン」を実施中!!
 是非この機会に夢への一歩を踏み出してください!!
 開講は6月25日を予定しています。
 メールで直接お問い合わせください。
 説明会も随時開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

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KCPは本物の「教壇実習」を提供

昨年の10月に「420時間少人数実践コース」に入学した受講生の
締めくくりの舞台、2回目の教壇実習が始まりました。

5日間の間、本物の留学生のクラスで過ごし、
最終日には学生たちに「授業」をします。

授業は教える側にとっても、教えられる側にとっても
真剣勝負の時。

この日のために半年間の学びがあったと言ってもよいかもしれません。
自分の授業に耳を傾けてもらうためには
念入りな授業準備が必要なだけでなく
学生との信頼関係を築く努力も大切
空き教室を利用して、授業の趣味レーションを繰り返し、

休み時間には積極的に学生に話しかけます

新型コロナウイルス感染の収束が見えない中
共に学んだ同期生にどれだけ励まされてきたか

KCPの教壇実習は
資格を取るためだけの作り物ではありません。
教師として学生と心を通わせるための本物の訓練の場です。

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 420時間少人数実践コースでは7月期生を募集中です!
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 開講は6月25日を予定しています。
 また、4月26日開講、「模擬授業実践ラボ・初級12回」の受講生も募集します。
 実践に特化したコースとなっています。
 検定試験には合格したけれど教壇に立つのは少し不安といった方にピッタリの
 内容です。
 どちらのコースもメールで直接お問い合わせください。
 説明会も開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

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4月期生始動、クラス見学に入る。

4月から新しい受講生を迎えて
420時間少人数実践コースがスタートしました。
月の初めは「文法 初級」をみっちりと対面座学で学びました。

さて、今日はクラス見学に入る日です。
朝、担当の先生にご挨拶をします。
日本語学校のクラスってどんな感じなのでしょうか。
ちょっとドキドキします。


留学生に囲まれて、一緒に授業を受け
日本語学校の雰囲気を全身で感じ取ります。

一つでも多く情報をキャッチしその場でノートに書き取ります。

アッという間の時間でしたが、
半年後には今度は自分が留学生たちに教える立場になるんだという
自覚が芽生えました。

クラス見学に入った後は、本日のフィードバック。
見学前に想像していた「日本語の授業」との違いはあったか。
あるとしたら、どんなことか。
驚いたこと、発見したこと、疑問に思ったことなどの気づきをまとめ
今後の学びに活かします。

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日本語を教える。教壇実習

5日間連続して行われる教壇実習も最終日。
今日のメインテーマは
授業時間の50分を使って
学生に「受身」の文法を伝え、使えるように練習させること!
教案は何度も書き直し、練習も重ねてきましたが
朝、授業前にもう一度確認。

さあ、本番開始。教壇に立つと緊張します。
ひとことめは、学生たちの顔を見ながら、大きくゆっくりと!

少し落ち着いてきました。学生の反応、表情も見えるようになってきました。

学生にとって、初めは難しく感じる「受身」の文法をわかりやすく伝えたい!


自分の説明が伝わっているのか、会話練習をする学生の間を回ります。

あっという間の50分でしたが、今日の実習で次への課題が見えてきました。
忘れぬうちに、ノートにまとめ、未来の自分への道筋を残します。

教えることの難しさ、楽しさの両方を経験できるのがKCPの教壇実習です。

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2回目の教壇実習、スタート

KCP日本語教師養成講座の
420時間少人数実践コースの最大の魅力は
母体である日本語学校の実際のクラスで
5日間の教壇実習を2回行うことができること!
文法項目を実際に「学生に教える」ことが集大成となりますが
本物の授業を通して教師と学生のやり取りをじっくり聴講し、
分かりやすい授業へのヒントを集めることが出来るのもKCPだからこそ。
一言も聞き逃すまいと書き込んだノートは
教師として独り立ちした時の最強の相棒となります。


コース修了を控えた受講生たちの2回目の教壇実習がスタートしました。
まずは、学生たちとコミュニケーションをとることが大事。
休み時間は積極的に話をします。

今日はタブレットを使って出席を取りました。
学生の名前を正しく発音するのも教師の大切な仕事。
緊張します。

5日間という限られた時間の中で最大限、いろいろなことを吸収してください。

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受講生からのメッセージ

こんにちは。
今年の東京、桜の満開が早かったですね。

少し前までは、桜といえば「入学式」のイメージでしたが
昨今は「卒業式」の花になりつつあるのでしょうか。

さて、
KCP日本語教師養成講座では、月に1度授業の感想や
ご自身の勉強への取り組みなどを
受講生の皆様に記事としてまとめていただいています。

これから日本語教師を目指したい!!と思っていらっしゃる方には
貴重な体験談。今回は3人の方の記事を掲載いたします。

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あっという間に、養成講座もほぼ最後の月となってしまいました。

印象に残った授業は、文法や発音など、日本語についての理論講座全般です。
普段当たり前に使っている日本語ですが、様々な角度から分析した理論を学ぶと、自然に身についていた言葉がいかに合理的な働きをしていたものだったのか、という驚きと発見が色々あり、改めて言葉のおもしろさ、というものを感じました。
中でも最近終わった、オンラインでの「日本語の音声」の授業は興味深い内容で、とてもおもしろく、3回では足りない、もっともっと知りたいと強く思った講座でした。どんな質問にもわかりやすく答えてくださる先生のキャラクターも楽しく、内容は難しいものでしたが、合点がいったときの爽快感は他の授業では味わえないものでした。

プライベートとの両立の工夫に関してですが、とにかく夫の家事協力なしにはやってこられませんでした。夫は昔から家事育児に非常に協力的な人だったのですが、コロナ禍で在宅勤務になったこともあり、かなりの割合で家事を分担してくれているので、特に子どもたちを学校に送り出したらすぐに自分もKCPに向けて出発しなくてはいけないバタバタな朝など、本当に助かっています。教壇実習のときなどは、夕方疲れて帰ってきたら、家族で夕食を用意してくれていました。家族の協力に感謝です。
プライベートとの両立の工夫について、もう一つ。これは自分に課している日課なのですが、養成講座の課題やテストなどで忙しいときも、なるべく毎日オンライン英会話を受講するようにしています。自分が生徒の立場で自分の母国語でない英語を勉強することで、日本語学習者の気持ちに近づけるかな、という気もしています。

残りわずかな養成講座ですが、学んだことを無駄にしないように、身に浸透させて、最後まで頑張りたいと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

オンライン授業は思っていたよりも受けやすいなと思いました。
まず「登校の時間がかからない」ということで、自宅で受講できるため、移動時間が不要になったことが一番良い点だと思います。
ほかにも常にパソコンに向かっているので、授業中に少しわからないことがあっても抵抗なくブラウザで調べ物をすることができるのは利点だと思います。

授業では、チャット機能を使うことで先生に質問するハードルが下がってはいるもののまだ使いこなせていませんがこれからは活用していきたいと思います。

オンライン授業はそこそこ長い時間パソコンに向かっていなければならないので、目の疲れや頭痛が起きることもあり、ブルーライトも心配ですし、正直集中力が落ちてくる時もあります。各自授業を聞きつつ体を動かしながら、能率を上げる方法もあると思いますが、一部の学校では通常より授業時間を短縮しているようです。ご検討頂けたらどうかなと思います。

それから、ネット環境によっては接続が不安定になってしまうなど、オンラインならではの悩みがあります。ここは5Gが実用化されるまでは仕方ないことで、その都度柔軟に対応していきたいと思います。

慣れない環境下ですが、先生も私たち受講生も試行錯誤を重ねて協力していくものであると認識しています。先生や他の受講生と直接交流したり、教室内・外の雰囲気を味わいながら学習することができず少し残念でもあります。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

初級の指導法演習が再開しました。
ベテランT先生の模擬授業は、いつ見ても素晴らしいです。
語彙コントロールの神様です。
私も受講の回数を重ねていくにつれ、なんとなくコツがわかってきたような気がしますがまだまだ修行が足りません。残りの授業の回数でなんとか自分のものにできるように精進していきたいものです。
 私は養成講座に授業の他に韓国の二つの大学の韓国語の授業をオンラインで受けていて、それ以外にも韓国語能力試験(JLPTのようなもの)対策の授業を受けています。
ここでの先生方の教授法は導入の仕方、学習者への発話の促し方など今の私にとって韓国語以外にも勉強になることがたくさんあり、とても役に立っています。
一つの大学は土曜日の午前中に3時間、もう一つの大学は平日の午前の月、水、金の午前のクラスの2時間受けていましたが、3月から指導法演習の授業が再開するにあたって平日に受けていた授業は一旦、お休みして、土曜日の大学の授業のみに受講することにしました。平日に受けていた大学の授業は難易度が高いがゆえに発表も多く、その発表の内容が日本語で考えるのでさえ難しい環境問題や科学についての内容を韓国語で発表しなければならないので、かなりの労力と時間を費やします。さらに上の級になってくると、今まで簡単な言葉で表現していたものを難しい言葉に置き換えて表現しなくてはなりません。そのためには日本語の語彙力も必要になってきます。
韓国語能力試験のTOPIK(JLPTのような韓国語の検定試験)にも記述式の問題が出るのですが、ここでも日頃の日本語の語彙力や表現力がないと韓国語で表すことも難しいです。ですから日頃から、日本語の語彙力の向上させるために努力しないといけませんね。
コロナのおかげ?で、今まで通学でないと勉強できなかったものや、現地まで留学しなければ習えなかったものが、こうしてオンラインで授業を受けることができるようになって、自分のスケジュールに合わせて両立させることができるので、この状況を生かして、残りの養成講座の授業も頑張って行きたいです。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは4月期生を募集中です!
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春、卒業に向けての実践演習

明日は3月3日 ひな祭りですね。
春の訪れを感じる日が増えてきました。

3月は卒業の季節でもありますが、
日本語教師養成講座の受講生たちも
最後の教壇実習を目前に控え、「指導法演習」の授業を通して
「卒業」への準備に余念がありません。

指導法演習では、受講生が教師役、学生役になり、
実際に留学生のクラスで「教壇実習」をする前に
「模擬授業」を行います。
教案を準備し、例文やキューを用意し、学生役の受講生に
授業をするのですが、
思った通りに行かないこともしばしば・・・
でも、この授業での経験が、「教壇実習」に向けての大きな土台となります。

KCP日本語教師養成講座の「420時間少人数実践コース」では
このような模擬授業を行う「模擬授業実践ラボ」や「留学生クラス見学」
本物の留学生を教える「教壇実習」など、実践的な授業が満載。
日本語教師デビューに向けての実力が着実についていきます。

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緊急事態宣言下に学ぶ

昨日は「立春」でした。
春一番が吹く日が近いようだというニュースも。
緊急事態宣言が延長され、日常を取り戻すには時間がかかるのかも
しれませんが、季節の順調なうつろいにエネルギーをもらう日々です。

KCP日本語教師養成講座に通う受講生の皆さんも、このような状況の中
日本語教師になる準備を順調に進められています。
1月2月はzoomを使って自宅で基礎理論の講義を受けるという体制になりました。

<オンライン授業の感想>を書いていただきましたので掲載します。

◆◇◆オンライン授業の感想

●1月5日から今年初の授業が始まった2日後、緊急事態宣言発令により、急遽オンライン授業に切り替わりました。
我が家には1月末から高校受験本番を控える息子がいるため、感染リスクを極力抑えるために、もし緊急事態宣言が出ても対面授業が続くなら、私はしばらく休学しようと思っていたので、オンラインで授業を行っていただけることになり、とてもありがたかったです。
この状況の中でも学校に出向かなければいけない先生方や職員の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・。

Zoomを使ったオンライン授業のメリットとしては、感染のリスクが避けられる安心感のほかに、移動時間の節約ということが挙げられます。片道1時間弱の電車移動がなくなり、朝のバタバタが回避できるのは本当に助かります。
対面授業ではマスクで顔が半分しかわからなかったので、先生方のフルフェイスを初めて拝見できたのは新鮮な感じでした。

デメリットとしては、時々ネット環境が悪くなると、画像が止まってしまったり、音がプツプツ途切れてしまったりすることがあげられます。
また発言のタイミングが難しく、指名ではなく誰でも答えていいとき、自分だけ何度も発言してしまっていいのだろうか、と周りの反応を見つつ躊躇していたら結局誰も答えなかったので、いざ答えようとしたら他の人とタイミングが被ってしまった、ということも多々ありました。

今日の授業で、Zoomのホワイトボードに書き込むことができる、という機能を初めて知りました。
教師になるには、この先ICTの知識や技能もアップデートしていかなければいけない、という新たな課題を認識しました。

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●10月から始まった養成講座も折り返しとなり、後半戦に入りました。
一度目の教壇実習も終え、後半戦頑張るぞと意気込んでいたところに緊急事態宣言が発令され、オンライン授業で受講することになってしまいました。

 正直なところ、初めは寒い中通わなくて良くなったと少し喜ぶ気持ちもあったのですが、慣れないオンライン授業は集中力を持続させることが難しく、座布団を購入したり、自宅で快適に受講できる環境を整えるところからのスタートとなりました。
 特に初級文法は、例文を大量に見て、終助詞や格助詞といったネイティブとして意味を全く気にせず何気なく使ってきた言葉たちの働きを分類するという、特に頭を使う授業だったので、とても苦労しました。

 一方でオンライン授業になり、通学のぶん少し時間に余裕ができたので、1月は本をたくさん読むことができました。日本語教師になるにあたって、本を読むことは糧になると思うので、これからも読書は続けていきたいと思います。
 
 2月からも宣言が延長されるとのことで、登校して対面で受ける授業とオンラインで受ける授業と半々なり、また変則的な状況が続きますが、一つ一つの授業を集中して受けて、残りの3ヶ月も頑張っていきたいです。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

●感染リスクを考えると学校に行くのが憂鬱でしたが、オンラインで授業が受けられたのが本当に良かったと思います。
また通学にかかる時間を勉強に当てることができたのもよかったと思います。

特にこれと言ったデメリットは思いつきませんが強いて言えば、長 時間ノートパソコンを見ているので目の疲れを感じることです。
回線状況が悪く画像がフリーズしたり、音声が聞き取りづらいことが時にはありましたが殆ど不便を感じることなくスムーズに授業が流れてよかったと思います。
準備していただいた先生方々に感謝します。

画面越しでの話し合いは慣れている人と慣れていない人、話せる人と話しにくい人がいて平等に話し合いができたとは思いませんでした。

こちら側の改善点として、家の中で授業を受けていることもあり家族がいたり、周りの音があったりして声を出しにく時もありましたが、今後場所の工夫をしておきたいと思います。

一点、
今後オンライン授業をこちらが開く立場になることもあるはずですので、オンライン授業のやり方を教えて頂きたいと思います。

他は、全体的に普段の授業と同じように取り組めていると思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

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受講生の皆さん、感想をありがとうございました。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは4月期生を募集中です!
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 また、2月9日開講、「模擬授業実践ラボ・初級」の受講生も募集します。
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#日本語教師 #教壇実習 #日本語教師養成講座 #420時間 #日本語教師になる

前半3カ月を終えて

KCPの420時間少人数実践コースは最短6カ月で修了できるスケジュール。
1月からの後半戦開始の前に、受講生の方に前半3カ月の感想や印象に残った
授業についてまとめて頂きました。

◆◇◆<教壇実習を経験して>
12月の半ばに、この日本語教師養成講座のメインともいえる、5日間の教壇実習(第1回目)が行われました。通常この養成講座は初級向けの教え方から学ぶそうなのですが、コロナの影響で新入生が入ってこられない関係で、私たち10月期生は中上級の内容から入りました。よって教壇実習も中級もしくは上級のクラスに入り、実際の授業の様子を見学し、4日目か5日目には留学生の前で実際に45~60分の授業をさせてもらいました。
一つのクラスは曜日ごとに2,3人の教師で担当しているそうなので、複数の先生方の授業を見学することで、色々な授業スタイルに触れられ、自分の教案にも生かしていけます。
私は上級クラスに入り、読解の授業を担当しましたが、使用している教材は、日本の中学3年生用の高校入試の基礎問題集だったので、内容もかなり難しく、これをまだ来日して1~2年の留学生が理解できるのか、とびっくりしました。問題集といっても、問題を解くというより、その問題文をテキストとして細かく読んで、語句の意味や大意把握をさせることがメインなので、時間をかけて教案作成をしましたが、留学生にとっては外国語、という当たり前のことをつい忘れがちになり、本番でもいつものくせで早口になったりしてしまいました。
自分が教壇に立って初めて、学生たちの授業中の表情がよくわかり、一生懸命相槌を打ちながら聞いてくれる学生を見ると嬉しくなるし、明らかにつまらなそうに眠そうにしている学生を見ると焦ったりしました。教室の雰囲気づくりや、学生を飽きさせない工夫をすることもとても重要で、教案に頼りすぎずに臨機応変な対応をしなければいけないと思いました。
授業以外は職員室で採点の練習をしたり、その日の実習ノートを細かく書いたりするのですが、そこで教師は授業外でも色々やることがある、ということを目の当たりにしました。例えば採点や無断欠席者へ電話をかけるといった事務作業のほかにも、特に受験シーズンだったため、面接練習や書類チェックなど、食事をとる時間があるのだろうかと思うくらいお忙しい様子でした。
ほぼ一日学校にいて、心身共に消耗した5日間でしたが、実際の教室で学べたたくさんのことを、3月に行われる第2回目の教壇自習(今度は初級)に生かしていけたらと思います。

◆◇◆12月は活動参加や中上級の教壇実習がありました。

活動参加では、学生達が2〜3人のグループに分かれ、朝日新聞の「天声人語」の内容について話し合い発表する、というものでしたが、そのグループに養成講座の受講生が1人ずつ入って活動を行いました。
こちらがあれこれ言わなくても、それぞれ学生が自分の意見を持ち、自分の意見を日本語で言うことができるので、役目としては「見守る」という感じでした。
特に、その記事に対しての意見は評論家並みの立派なもので、テレビに出てもいいくらいの内容でした。
こうした外国人の視点から見た意見は貴重なものだと改めて思い、学生達の日本語のレベルの高さに驚きました。

そして教壇実習の日がついにやってきました。
私は指導教官との事前打ち合わせのときに受け取った学生の名簿を見て、出席をとる練習を毎日しました。
10日から16日までの実習の間、教師がいかに準備が大変か、授業が終わった後も採点など教師の役割を今一度確認することが出来たこと、先生方が学生達の進路指導や相談に乗っているところを近くで拝見することができたりと、とても貴重な体験をしました。
そして教壇実習本番では、教えることの難しさを痛感しました。
今回の経験を次の初中級の実習に生かすために、これからも頑張っていきたいと思います。
M.U

◆◇◆養成講座3か月を終えて、、、

KCP地球市民日本語学校の日本語教師養成講座を通うと決めた主な理由として、
個人的には学校の卒業生であってこそ言える先生達への信頼感が上げられますが、演習の比重が高いカリキュラム、入学後の再履修制度、就職へのサポート体制、毎日大勢の留学生に囲まれている環境、こういったところに安心感を持ったことがより大きいと思います。

基礎理論は、日本語再発見の連続で、
外国人であり30年近く日本で暮らしていた私にとっては日本語能力に対する自分のモヤモヤしていた気持ちに答えを与えているようで凄く楽しくて充実な3ヵ月であったと思います。その結果、改めて日本語に愛着を覚えた次第です。

ただ、膨大な授業量でついていくのに精一杯でした。
特に一番きつかったのは、演習のことです。よくわからない教案作りや教材作りに追っかけまわされて、果たして自分ができるだろうかと疑問を感じたことがたくさんありました。その都度救世主のように現れ励ましの言葉と共にいろいろと細かく指導して頂いた各指導先生のおかげで、気が付くといつの間にか自分が学生の前で立っている不思議な体験ができました。

日本語は大変奥深い言語です。
しかし、難しく考えると私の過ぎた過去のようにその場で留まるだけです。
外国人である自分ですが、今の楽しい気持ちを大切にしながら今できることから
少しずつやっていくことが大切だと思います。

~~~緊急事態宣言下学んだ日々は皆さんに多くの実りを与えてくれるのではないでしょうか。
後半の3カ月も応援しています!~~~

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 420時間少人数実践コースでは4月期生を募集中です!
 また、2月9日開講、「模擬授業実践ラボ・初級」の受講生も募集します。
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#日本語教師 #教壇実習 #日本語教師養成講座 #420時間 #日本語教師になる

新年あけましておめでとうございます。

2021年の幕が開きました。
皆様はどんなお正月を過ごされたでしょうか。

KCP日本語教師養成講座では5日に対面での授業がスタートしました。
しかしながら本日7日に緊急事態宣言が発出されるということを受けて
今日から、zoomを使ってのオンライン授業を行います。
昨年10月期に入学された受講生の方々にとっては、初めてのオンライン授業。
対面授業とは少し感覚が違うこともあるかと思います。
質問の仕方、確認作業、アイコンタクトが難しい・・
ご自分なりに対処法を見つけて、新しい経験を是非プラスにしていただきたいと思います。
これからの時代の日本語教師に必要なスキルとなることでしょう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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