スクリーンショット 2016-05-21 17.44.54 トリミング
4月月順から始まったブラッシュアップコースも早折り返し地点。教案を書くのも慣れてきて、時間配分、教師の指示語、学習者の発話なども予想してきちんと書けるようになって来てました。
いつも入念に準備してくるAさんは恐らく「今日は流れもしっかり頭に入れてきたし、いけるんじゃないか」とある程度の勝算を持って模擬授業に臨んだのではないでしょうか。
けれど、始めてみると先生はどんどん先に進んでしまって、学習者役の受講生は置き去りになりかけて・・・。教師がテンポをよくしようとして先走り、逆に空回りしているようです。一旦模擬授業を止めて、学習者の思考の流れと教師の進行スピードが合っていないと指摘しました。用意した教材はそのまま使用するけれど、だし方・進め方を少しだけ変えるように伝えると、見違えるように分かり易くなりました。ちょっとしたことなのですが、「学習者の思考の流れに合わせる」それはいつでも有効な極意なのです。

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