学習者の日本語力がどんどん伸びていく初級クラスは、教師にとっても教える醍醐味が日々実感できる楽しいレベル。でも、新人先生にとっては、言葉が通じない上、機械的な練習が多く退屈で、「これでいいのか不安で、授業を楽しむ余裕などない!」というのが正直なところかもしれません。
では、学習者にとっても、教師にとっても、楽しみながら結果が出せる授業にするためにはどうしたらいいのでしょうか。
このセミナーでは、ベテラン教師によるモデル授業の見学を通じて、学習を阻害する要因、また楽しく効果を上げる練習法、モチベーションを維持するためのコツなどを、自ら発見していただきます。その後、グループごとに少しそのコツを応用して、練習してみます。新たな“視点”と“手法”を手に入れて、楽しく効果的な授業を目指しましょう!

講師紹介
齋藤由裕 KCP学園専任講師
日本での非常勤講師、米国の大学でのティーチングアシスタントを経て、現在はKCP地球市民日本語学校の専任講師として日本語教育に携わっています。
講師から
学習者の「わかった」「できた」の表情に力をもらい早20年。楽しさを実感する一方で、性格や学習スタイルも多様な学習者が混在するクラスでは、学習に不安を感じている人もいます。セミナーでは皆さんとともに、学習者の満足度をあげるために何かできるか、考えて行きたいと思います。
【日時】2025年3月15日(土)10時~12時
【場所】KCP学園(新宿区新宿1-29-12 地下鉄丸ノ内線新宿御苑駅2番出口より徒歩5分)
【定員】60名
【参加費】1,000円(税込み)
【対象】
✓独学で日本語教師になる勉強をしている方
✓420時間講座の受講を検討している、または受講している方
✓420時間講座を修了しているけれど授業の実践に課題を感じている方
✓日本語学校で働き始めたものの授業の進め方に課題を感じている方、 など
【主催】KCP学園
【協力】凡人社(当日、会場で書籍の販売を行います)